新型コロナウイルスワクチンについて思うこと｜Dr.Kのホリスティック医学への道

新型コロナウイルスワクチンについて思うこと

ブログお久しぶりです

随分長いこと、ブログの更新ができませんでした。
最後のブログから3ヶ月以上空いてしまいましたが、この間世の中としても、私個人としても色々な動きがありました。

皆様、どのようにお過ごしでしょうか？

さて、本日ブログに書いておきたいことがあったので、久しぶりに書いています。

今回のテーマは新型コロナウイルスワクチン

テーマは新型コロナウイルスワクチンについてです。

最近、外来をやっていると非常に困る質問があります。
それは、「私はワクチンを打っておいた方が良いでしょうか？」という質問です。
当たり前かもしれませんが、とっても多い質問です。

なぜ、困るかというと私自身、患者さんに対してどのようなスタンスでどう勧めて良いものかわかっていないからです。

今、医療従事者が集まる職場でさえ、「打っておいた方が良い」ものとして位置付けられているこのワクチン。
みんな嬉々として注射を受けています。

そして、まるで期間限定商品を奪い合うように高齢者向けの予約が始まって、我先に打ちたいと願う方々が多いことに驚きます。

ちなみに、私は決して「ワクチン反対派」ではありません。
打つことで、安心を得られる方は、打った方が良いと思っています。

ただ、「安全性、有効性がまだ何もわかっていない」全く新しいタイプの薬を打つということ、これまでの薬の承認とは違うプロセスで承認された薬であることもきちんとわかった上で、

新型コロナウイルス感染者数、死者数ばかりを報道して、不安を煽るのではなく、新型コロナウイルスワクチンのリスクや、ワクチンを打った後に亡くなった方の数もきちんと報道するなど、適切に判断ができる材料を皆に与えてから、接種するかどうかを個人個人で判断して欲しいと思っています。

あとは、大学生にワクチン接種を義務化したり、そこまで強く義務化していないとしても、「接種は自由だが打たないと実習に参加できない」、などの半義務化している現状を耳にすると、強い違和感を覚えます。

若い人への摂取後に長期的に与える影響は現段階では未知数です。
これまで、新しい薬が承認される時に、健康な人への不利益が起きないよう、とてもケアしてきたのは何だったんだろう、「新型コロナウイルス」という印籠があれば、何でもこれまでの通過儀礼がスキップされるということが怖いなぁと思っています。

そして、ワクチン接種はあくまでも個人の自由で、他人に強制できるものではない。
その前提を決して崩してはいけないと思います。

今、社会の波、同調圧力、他人のためという良心に訴えかけるような接種推進が多すぎると感じ、それがとても怖いです。

日本という国はもともと同調力が素晴らしく、皆で右向け右ができることで、国がまとまってきた面もあります。
マスクが良いとされれば、皆きちんとマスクをしている。
（今回はマスクの有効性に関しては、触れません。）
自粛してくださいというと、強制力がなくてもある程度自粛している。

なかなか、他国でできるものではないように思います。

しかし、今回のワクチンの話は、決して他人の判断に介入して良いものではありません。

　・うかつにワクチン接種の有無を他人に聞かない
　・ワクチン接種を打つにしても、打たないにしても、人に強要しない
　・自分自身の判断に責任を持つ

今、情報に溢れすぎていて、正直どの情報が真実を伝えているのか、わかりません。
色々見てみて、しっくりくる情報をもとに判断していくしかないと思います。

私が今の状況で新型コロナウイルスワクチンについて言えることは「わからない」ということで、患者さんには正直に「新しい薬でわからないから、自分で判断してください。打って安心であれば打って、打つことに不安があるのであれば、もう少し様子を見ても良いかもしれません」とお話しするようにしています。

あまりにも、社会の動きがワクチン接種の方向に向かいすぎているという印象を受けたので、本日はブログに書いてみました。

皆様、自分で判断して接種するかしないかを決めてください。