人生のこと、考え方

「人生このこと・考え方」Vol.12(ペストとニュートンと今と)

ペストとニュートンと今と

「人生このこと・考え方」Vol.12(ペストとニュートンと今と)


これまでの「人生のこと・考え方」シリーズ過去記事はこちらです

「バイブレーショナル・メディスン」に苦戦中


今、「バイブレーショナルメディスン」を読み進めているのですが、なかなか苦戦中です。
その理由としては、使われている用語自体が難しかったり、その用語の背景にある概念が難しかったりします。
時間はかかりそうですが、少しずつ進めていこうと思います。


そして、「バイブレーショナル・メディスン」とは関係ありませんが、そろそろ本ブログのTOPページがわかりにくくなってきたので、TOPページを変更しようと思っています。
これまた、手探りで自分でやってみるので、時間がかかりそうです。


これらを同時に進めていくにあたり、これまで1日1記事を目標にしていましたが、記事を公開する日を減らして、準備期間を作りながら少しずつブログを発展させていけたらと思っています。
引き続き、読んでいただけるとありがたいです。


さて、今回の記事ですが、ここ最近バイブレーショナルメディスンを読み進めているのですが、その中で対比される2人の人物、アイザック・ニュートンアルベルト・アインシュタインを調べていると、ニュートンが歴史的な発見をするに至る際に、ペストの流行が関係していたという記事をWikipediaで見ましたので、それについて書いてみようと思います。

ペストとニュートン


ニュートンについて、Wikipediaで簡潔にまとめてあるものを見ると


アイザック・ニュートン(Isaac Newton 1642年12月25日ー1727年3月20日)は、
イングランドの自然哲学者、数学者、物理学者、天文学者、神学者。
おもな業績としてニュートン力学の確立や微積分法の発見がある。
出典:Wikipedia


とあります。


そして、これらの業績が生まれるにあたり、当時流行していた生命を脅かす感染症「ペスト」が関与したという記載がありました。


学位を取得したころ、ロンドンではペストが大流行しており
(ペストは以前14世紀にヨーロッパの人口の3分の1以上を死亡させたほどの恐ろしい病気だった。ニュートンが学生のときのそれは数度目の襲来であった)、
この影響でケンブリッジ大学も閉鎖されることになり、1665年から1666年にかけて2度、ニュートンはカレッジで彼がしなければならなかった雑事から解放され、故郷のウールスソープへと戻り、カレッジですでに得ていた着想について自由に思考する時間を得た。
また1664年、つまりペストで疎開する前に奨学生の試験に合格して奨学金を得ていたことも、故郷で落ち着いてじっくりと思索するのに役立った。
こうしてニュートンは故郷での休暇中に、「流率法((Method of Fluxions))と彼が呼ぶもの(将来「微分積分学」と呼ばれることになる分野)や、プリズムでの分光の実験(『光学』)、万有引力の着想などに没頭することができたのである。
「ニュートンの三大業績」とされるものは、いずれもペスト禍を逃れて故郷の田舎に戻っていた18か月間の休暇中になしとげたことであり、すべて25歳ごろまでになされたものである。
結局、このわずか1年半ほどの期間にニュートンの主要な業績の発見および証明がなされているため、この期間のことは「驚異の諸年」とも、「創造的休暇」とも呼ばれている。
出典:Wikipedia<


と書いてありました。

ペストとニュートンと今と


この記載を見て、最近の状況と少し近いなぁという印象を受けました。
もちろん、新型コロナウイルス感染症の拡大により、ますます忙しくなり、追い詰められたように働いている方もいると思います。
また、仕事がなくなって、生活が立ち行かず、とても苦労している方、外に出ることが減って、鬱々してしまう方、不安感が強い方、色々な方がいらっしゃると思います。


そんな中で、最近自分でも思ってもみなかった才能が出てきて、活躍し始めた方、Youtuberを見てもとても創造的に活躍している方が増えているような印象を受けます。
「創造的休暇」
ニュートンの時代は、「創造的休暇」を達成できていたのは、一部の限られた人だったかもしれませんが、今の時代は、教室へ通えなくてもYoutubeを見れば、その道で優れた人が教えてくれますし、比較的誰もが、後に「創造的休暇」と呼べる期間を送ることができるのではないかなぁと感じています。


これまでとは「違った日常」を送っている今の時期は、自分の固定概念を取っ払ったり、これまでやってみたかったけどやれていなかったことに着手したり、少し難しいかなぁと思うことに背伸びをしてチャレンジをしてみたりしても良いかもしれません。
私も、「色々なことにチャレンジしていこう」、「どんな状況にあっても、少しでもクリエイティブな発想を」、そう思わせてもらいました。



今回も読んでいただき、ありがとうございました。
少し、天候も秋らしくなってきました。
「読書の秋」、「芸術の秋」、「食欲の秋」・・・
自分が自分にかけた制限を外してみて、自分を解放しながら楽しむ秋にしたいと思っています。
この4連休、「秋分の日」もあり、また流れが変わってくる感じがしています。
皆様が楽しく、自分らしく過ごせますように。


にほんブログ村に登録しています。ランキング形式になっています。
多くの方に読んでいただけたら嬉しいので、
もしよければ、この下のバナーをクリックお願いします!
(クリックすると、にほんブログ村のサイトへアクセスします。)
にほんブログ村 にほんブログ村へ
にほんブログ村

ABOUT ME
Dr.K
都内在住の30代女性。 内科医として、西洋医学・東洋医学を学び、現在都内で勤務医をしています。 自身が幼少期から気管支喘息、アレルギー体質であり、また大学時代の左前十字靭帯断裂後手術を受け、そして現在、変形性股関節症と向き合っています。 このブログでは、私自身が抱える健康問題に関して、西洋医学・東洋医学・代替療法・民間療法・スピリチュアル的なアプローチなど、興味が湧き、自分で納得したものを取り入れ、その結果をシェアしていきたいと思います。ゆくゆくはHolistic(ホリスティック)医学(=人間をまるごと全体的にみる医学)を提供できる医師を目指しています。