変形性股関節症のこと

変形性股関節のこと Vol.18(エゴスキュー5回目終了〜筋力が足りない!!〜)

エゴスキュー5回目〜筋力低下〜

変形性股関節のこと Vol.18(エゴスキュー5回目終了〜筋力が足りない!!〜)

エゴスキュー5回目に行ってきました!!


エゴスキューって何?という方は過去の記事をご覧ください。

エゴスキューとは?という方は、「変形性股関節症のこと」Vol.10(エゴスキューとの出会い)
こちら
エゴスキュー1回目の様子は「変形性股関節症のこと」Vol.11(「エゴスキュー」実践!1回目)こちら



今回は、先週の日曜日に行ってきたエゴスキュー5回目の様子を書いていこうと思います。
前回の記事でもお伝えしましたが、ここ2週間ほど、私の股関節は痛みが再度出てきていました。

エゴスキューでは毎回、前回から今回までのEサイズの様子や、自分の体の状態について振り返りの時間があります。

私は、今回痛みが出てきたことと、その原因として考えていることは、体重の増加、冷えなどではないかと考えていると伝えました。

・ 体重に関して
ここ数年は、身長は161cmで体重55kgほどで推移していましたが、エゴスキューをやり始めてから、体重は良い感じで減ってきており、51kgまで減ってきていました。
この頃はとても体が軽く、股関節の調子も良く、快適でした。

そこから、マインド食べで食事量が増えてきて、体重も2kgほど増えました。
たった2kgですが、私にはとても大きく感じます。
前回のブログでも書きましたが、他にも思い当たる原因があるので、一体どの原因が股関節痛に関与しているのかは断定できませんが、この2kgも大きいのではないかと思っています。

・ ここ2週間ほどの痛み
エゴスキューを始めてから比較的股関節痛がない状態が続いていたので、ここ2週間ほどの股関節痛と、股関節の違和感は、思った以上にこたえます。
久しぶりに常に股関節を感じながらの生活に戻ったなぁと思います。
ただ、昔のように寝ている間の痛みはないのが救いで、それだけでもとても幸せに感じます。

セラピストさんからのフィードバック


私は上記の内容を伝えました。
エゴスキューでは毎回担当セラピストさんが変わるので、それぞれの視点からアドバイスをもらうことができ、担当が毎回変わるのも良いなぁと思っています。

一人一人、体の使い方が違うので、参考になるかわかりませんが、変形性股関節症の方に共通する問題点というのもあるので、今回私が指摘してもらった内容を書いてみようと思います。


 

✔︎ 歩くときに音がする。
  (歩くときに足の指が全く活かされていない)
  ※素足で絨毯の上を歩いた時に、シュッシュッという音がした。
✔︎ 歩くときに足が上がっていない。
✔︎ 重心が足の裏の外側に偏っている。
✔︎ 股関節、大腿骨周囲の筋力がかなり低下しているため、大腰筋が頑張らざるを得ず、硬くなっている。


体重の増加に関しては、普段5kgほどの荷物持っているだろうから直接的な原因にならないのではないかなぁ?とおっしゃっていました。

衝撃的な筋力低下


今回、セラピストさんが簡単に私の筋力チェックをしてくれました。
セラピストさんが手で押すのに抵抗するというシンプルなチェックだったのですが、私はことごく抵抗できず、撃沈で、しまいには
「力が入っているのは顔だけですよ笑」
と言われる始末。

最近は、少しは筋力がついてきたかなぁなんて思っていたので、とてもびっくりしました。
大学生まではかなりスポーツをしていたこともあって、そこそこ筋力には自信があったので、私の筋力はここまで低下してしまっていたのか・・・と驚愕しました。

2018年1月24日に痛みが出始めてから、できる限り運動せずに安静にしていた期間が長く、その間に私の筋力がごっそり落ちていたことを改めて実感しました。
この間、比較的歩くことはしていたので、散歩などでは筋力はつかないのだとも思いました。
(歩く距離が足りないだけかもしれませんが、距離を増やしても筋力はあまり変わらないと思うのですが、どうでしょうか。)
歩く時の筋力とまた、別に鍛えないといけない筋力というのは違うのだと思っています。

今回、自分の筋力がないことを突きつけられ、これでは、股関節周囲を支えられなくて、痛みが出て当然だなぁと思いました。
しかし、これだけ筋力が下がっていることがわかれば、これからまだまだ方法があるなぁと、少し可能性も見えてきました。

左の股関節は右の股関節の被害者?!


今回のフィードバックでは、「元々は痛みのない右側が悪かったために、左がかばってかばって変形が起こったもので、左は被害者なんだよ」と言われました。
「まさか、左が被害者なんて!!」と思いました。
自分のことなのに、わからないものですね。

今現在、痛みが出ているのが左なので、ついつい左股関節にばかり目がいってしまいます。
さらに、痛みが煩わしいので、ついつい左股関節を責めてしまいがちですが、左股関節は被害者だったのです!!!

私は左股関節に申し訳ないなぁと思いました。
そして、かばって歩いてもらった左股関節にねぎらいの言葉をかけたくなりました。

今回のEサイズは


今回は、股関節周囲の筋力をつける目的で、Eサイズを組んでもらいました。
メニューを組んでもらってから、実際にそのメニューを教えてもらうのですが、最近惰性でEサイズをこなしていた面もあり、反省点が出てきました。

Eサイズは、いわゆる筋トレではなく、脳に忘れていた筋肉を思い出させるためのトレーニングです。
それも、大きくてわかりやすい筋肉ではなく、小さくて普段意識的には動かすことができない筋肉を上手く働かせることが目的です。

最近の私は、Eサイズを行う時、筋トレのように大きく強く動かしていました。
今回指摘を受けたものは

 ✔︎ ゆっくり行う (早く勢いをつけてはダメ)
 ✔︎ 脳に使っている筋肉を教えてあげる意識をもつ
 ✔︎ 「20回を3セット」などと書いてあるメニューでは、1セットと1セットの間をきちんと休む (60回連続で行わない)
 ✔︎ 力を入れるEサイズの時は70%の力で行う (大きな筋肉で簡単に済まさないように)


最初に説明してもらっていたのに、ついつい忘れて、大きな筋肉をガシガシ使って筋トレのようにEサイズをしていたことに気がつきました。
毎回初心に帰るのは大事ですね。
次回までの1ヶ月間も、指摘された点に気をつけながら毎日継続していこうと気持ちを新たにしました。


今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回のエゴスキューも新たな発見、再発見が多かったです。
「丁寧に過ごす」目標の一貫として、指摘してもらった点に気をつけながらEサイズをやっていこうと思います。

もし、ご自宅で筋トレをされている方がいらっしゃったら、ついつい大きな筋肉でがさーっとやってしまった方が楽だったりするので、私が指摘を受けた点は、同じように気をつけてみても良いかもしれません。
次回もぜひご覧ください。よろしくお願いします。


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ABOUT ME
Dr.K
都内在住の30代女性。 内科医として、西洋医学・東洋医学を学び、現在都内で勤務医をしています。 自身が幼少期から気管支喘息、アレルギー体質であり、また大学時代の左前十字靭帯断裂後手術を受け、そして現在、変形性股関節症と向き合っています。 このブログでは、私自身が抱える健康問題に関して、西洋医学・東洋医学・代替療法・民間療法・スピリチュアル的なアプローチなど、興味が湧き、自分で納得したものを取り入れ、その結果をシェアしていきたいと思います。ゆくゆくはHolistic(ホリスティック)医学(=人間をまるごと全体的にみる医学)を提供できる医師を目指しています。