「人生このこと・考え方」Vol.13(「意味なく怖いもの」はありますか?)
意味なく怖いもの
皆さんは、意味なく怖いというものはありますか?
私は何故か、子供の頃から魚が訳もなく怖いのです。
正直、いつから怖いかわかりませんが、記憶している時には既に怖く、子供なのに水族館がとても苦手でした。
テレビの画面に少しでも魚が映ったら、キャーっと言って目を背けていました。
ちなみに、子供の頃よく見ていた夢は、水族館に閉じ込められる夢でした。
夢の中で、水族館に行くのですが、気がついたら、暗い水槽に囲まれたへやに1人残されて、閉館してドアに鍵がかかってしまうというもので非常に怖かったのを覚えています。
私が子供の頃は、夢で見ていたような暗めの水族館はあまりなくて、自分自身は行ったことがないはずなのに、昔の水族館ってこんな感じだったのかな?と思うような、照明も暗く、魚がぎょろっと泳いでいるような水族館に閉じ込められる夢です。
ちなみに、魚を食べることは好きですし、正直食べるような魚はいけすに泳いでいても怖くありません。
むしろ泳いでいるところをじっと見てしまうほどです。
熱帯魚は大丈夫なものとダメなものがあります。
グッピーとか、ネオンテトラとかは大丈夫なのですが、ディスカスという熱帯魚がとても苦手でした。
初めて沖縄に行った時にアオブダイを見たときは、数秒間息が止まるくらいに怖かったです。
カラフルな色の魚はもちろん怖いですし、深海魚はさらにとっても怖い、深海の暗めの色と重なって、尚更怖い、そしてアマゾン流域の魚も怖い・・・
どちらかというと、色とか魚の質感が怖いのかもしれません。
魚の中でも最も怖いのは・・・
シャチです。
決して肉食で歯が鋭くて獰猛だから・・・とかそういう怖さではありません。
ジュラシックパークに出てくる恐竜たちは大好きなくらいです・・・。
では何が怖いのかと言いますと、
あの黒と白のコントラストです。
黒中の黒のような黒がどうしても怖いのです。
正直こればかりは何がどう怖いのか説明できません。
ずっと、自分が何故魚や水族館が怖いのか、わからないでいました。
ハワイへ旅行へ
今から10年ちょっと前の話ですが、研修医2年目の時に、同期の女子6人で夏休みを合わせ、ハワイに旅行にいきました。
ハワイでの計画を決める時に、私はたまたま地域医療研修の期間で、1人新潟県に2週間いましたので、計画する時に参加する事ができませんでした。
決定した後に、内容を教えてもらったところ、「海で魚と触れ合う」といったアクティビティがてんこ盛りでした。
楽しみにしている同期の横で正直「ヤバイ、無理かも・・・」と思いました。
少しハワイ旅行へのテンションが下りかけていた頃、ちょうど旅行の前にスピリチュアルカウンセラーのIさんのところへ行きました。
Iさんに、「子供の頃からずっと水族館とか魚が怖くて、何故怖いのかわからないのですが、何か原因とかってあるものでしょうか?」と聞いてみました。
すると、「あぁ、あるみたいですよ。前世のうちのどこかで、アトランティス大陸にいて、アトランティス大陸が沈む時に、一緒に沈んだみたいです。その沈んだ時に、周りに沢山魚もいますね。」
と言われました。
これを聞いて、私は「怖いのは無理もないなぁ」と思い、少し楽になりました。
自分が何故怖いかを知る事ができた1週間ほど後、ハワイに旅立ちました。
ハワイでは、砂浜に降り立った記憶がないほど、海の中でのアクティビティだらけでした。
陸地が見えないほどの遠くまで船で連れて行ってもらい、船の縁にツアー客全員座らせられ、1人ずつ「Go, Go, Go,」とリズムよく落とされました。
あっという間に私の順番になり、「ちょっと待った!」が通用しないまま、気がついたら海の中にいました。
最初はとても怖かったのですが、「こういうところに沈んだのかな?」と考えながら怖さを受け入れるようなモードにしてみたら、自然と怖さが薄らいできました。
海の中の色が明るかったのも、助かりました。
気がつくと、ウミガメやイルカと一緒に泳いで、気がついたら海の中でノビノビ泳いでいました。
※ちなみに幼少期の喘息のおかげで、水泳をやっていたので、泳ぐのは比較的好きでした。
あれほど怖がっていた海の中で、まさかのリラックスをしながら魚たちとゆったり泳ぐ事ができました。
これには自分でも驚きました。
この時、「何故怖いのか」という原因を事前に知る事ができて、受け入れようとしたことで、怖さが薄れたのかなぁと感じていました。
このハワイ旅行を機に、私はテレビに魚が映っても、少し落ち着いて見る事ができるようになったり、水族館があまり怖くなくなったりしました。
(と言っても、自ら水族館に行きたくはなりませんが・・・)
アトランティス大陸
Iさんから教えてもらうまではアトランティス大陸を聞いたことはありませんでした。
最近は、比較的よく聞く単語ではないかと思います。
Wikipediaによると
アトランティスは、古代ギリシアの哲学者プラトンが著書『ティマイオス』及び『クリティアス』の中で記述した伝説上の広大な島、および、そこに繁栄したとされる帝国のことである。
プラトンの時代の9000年前に海中に没したと記述されている。
と記載されています。
私自身に記憶があるわけでもないですし、確証があるわけでもないですが、前世のどこかで、アトランティス大陸にいた可能性があるんだと思うと、何だか私の魂は9000年とはるかはるか遠い昔から凄い旅をしてきて今に至るのだなぁとちょっぴり感動しました。
ちなみに、スピリチュアルヒーラーのNさんにふとしたきっかけで、アトランティス大陸の話をしたところ、「今、アトランティス大陸っておっしゃった時に、Kさんが、すごく進んだ文明の、今の地球にないような背の高い水槽の前で、白衣を来て魚をずっとスケッチしているのが見えます」と言っていたので、何となく自分の中でも過去生では「アトランティス文明で魚を研究していたのかな?」なんて思っています。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回は、「意味なく怖かったもの」が「意味があったんだ、だから怖かったんだというもの」に変わったお話を書きました。
私は、前世でのエピソードを知ることで少し怖さを克服できたので、知ってよかったなぁと思いました。
知りたい方も知りたくない方も、そんな馬鹿なという方も色々な方がいらっしゃると思いますが、自分が快適に暮らせる手伝いになるようであれば、それはそれでありだなぁと思います。
次回は、今回のお話を踏まえて、先日見た夢の話を書こうと思います。
次回も是非ご覧ください。
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