変形性股関節のこと Vol.8（雅代メソッド）
今回のブログはこれまでの「変形性股関節症 Vol.1~7」の続きになります。
「変形性股関節のこと」シリーズVol.1はこちら
前回の記事「変形性股関節のこと Vol.7」はこちら
雅代さんとの初対面
前回ご紹介した、ある日本屋さんで手にした本
『Dr.アントワン・シュバリエの超先鋭的治療メソッド』 アントワン・シュバリエ（医学博士）・越山雅代 著
で私は電気鍼治療機器「ドルフィン」に興味をもちました。
この本の著者の越山雅代さんについて検索したところ、偶然2週間後に「ドルフィン」のセミナーがあるというので、すぐに申し込みました。
本1冊を読んだだけで、雅代さんのセミナーに参加することを決めた私は、今まで出会ったことのない治療法にとてもワクワクしていました。
待ちに待ったセミナー当日、目的地に到着すると雅代さんがいらっしゃいました。ホームページで雅代さんのお顔は拝見していましたが、実際に会ってみるととても背が高く、ハツラツとして、とにかく勢いのある方で、でもどこか初対面ではないような感じもしました。全員がそろうまで、野菜の塩麹漬けとオーガニックのオートミールで作った朝食を振舞ってくれました。野菜も大根、にんじん、オクラ、生姜など沢山入っており、オートミールもおかゆのようで、思った以上に美味しく身体が喜んでいるのを感じました。
雅代さんは全員が揃うまで、スタッフに指示を出したり動いていらっしゃる様子をみて、私たちへのサービス精神、愛情を強く感じました。たとえ、初めて会って間がなくても、その人の行動の中のベースに愛があるかないかというのは、意外とわかったりするものです。雅代さんから、ここにいるメンバーを健康にしてあげたい！という思いが強く伝わってきました。
雅代さんのセミナー
セミナーが始まると、セミナー参加者1人1人の病気や体の悩みなどをみんなの前で言っていきます。私はもちろん、「変形性股関節症」と答えました。
すると雅代さん、「あー、変形性股関節症！絶対治るよ！大丈夫」というのです。
訴訟社会になり、治療によって起こりうるあらゆる合併症について患者さんに事前に説明し、同意書を書いてもらうことが当たり前になっている医療業界の中にいるので、リスクをつらつらとお話することはあっても、職業柄、私たちは、患者さんに「絶対治る！」なんてことは言うことはありません。
「絶対治るよ！大丈夫」と言われると、かなり驚き、その一方でとても嬉しくなりました。希望がもてたからです。
「きっと治る」と思えるマインドの時もあるのですが、たまに「ずっとこの痛みが続くのかもしれない」と思う時も出てくるので、暗闇に光が差した感じでした。
2018年1月24日に股関節の痛みが初めて出てきて、この雅代さんのセミナーに参加した2020年3月12日まで、2年ちょっと、ずっと痛みの中で生活してきた私にとっては、この言葉はまさに希望でした。
ちなみにこのセミナーが今年の3月1２日で、4月7日には緊急事態宣言が出されたので、タイミングが少しずれると、雅代さんのセミナーに出られなかったかもしれません。こういうところでも強く導いてもらっているんだろうなぁと感じます。
どうして、「絶対治るよ、大丈夫！」なんて言えるだろう？と思っていたら、その答えは数々の雅代メソッドの中にありました。
てっきり早々に「ドルフィン」の説明に入るのかと思いきや、まず、雅代さんのもっている雅代メソッドという数々の治療方法についての講義が始まりました。
雅代さん自身子供の頃から病弱で、世界中から選び抜いた治療法とその実践法とで、雅代さん自身もとても元気になり、その方法は使用していく中でさらに洗練されていき、数々の病気の人を助けてきたといいます。雅代さんの少しせっかちな性格からか、雅代メソッドは即効性があるものが多いのが特徴のようです。
講義の冒頭に、雅代さんはホワイトボードに
ホリスティック （body mind spirit）と書きました。
雅代さんのホームページより引用すると、雅代さんの治療法は以下の考え方です。
真の健康を達成するためには、素直で前向きな発想と実践、効果的な心と体の栄養の摂取、心と体にためこまない生き方と出すこと、重金属の解毒、腸内クレンジング、効果的な毎日の気の充電、健康への基本である姿勢の改善、魂の健康のための前世治療、自分のエネルギーを高め、低いエネルギーに憑かれないなどなど、健全な心と体と魂づくりに、すべて自然の方法を活用し、根本から統合的にアプローチすることが必要です。
そして健康達成は、表面的な対症療法や誰かに頼る依存型ではなく、驚きのスピードで自分で簡単に手に入れることができる、お楽しみいっぱいのプロセスです。
真の健康、幸せ、強運な人生づくりに欠かせない、効果抜群で楽しい、世界最強のホリスティック（心、体、スピリットの統合）アプローチです！
このように書いてあります。
そしてこの雅代メソッドが、実にラインナップが豊富なのです。多角的なアプローチでのホリスティック医学はまさに私が目指しているところです。
そして私は、人間誰もが「自分自身の主治医」になって、ホリスティック医学を実践していく、そのお手伝いをしていきたいと思っているので、この雅代メソッドの沢山の種類の治療法と実践法にとても共感したのと同時に、正直驚きました。
代替医療をやっているところでは、多くても数種類の方法だけでやっているようなイメージがありました。body・mind・spiritの三拍子が揃っていることはあまりないように思います。
病気を生み出している原因が様々である以上、治療法も様々必要なのだということを強く感じます。
印象的な雅代メソッド
沢山ある中で、特に印象的だった雅代メソッドをご紹介したいと思います。
1つは、私たちが現代型栄養失調であるということです。
これだけ食べ物が多く、豊富な時代に生まれている私たちですので、まさか自分たちが栄養失調だなんて思ったこともありませんでした。
しかし、言われてみれば、加工方法なども多く、日々の食生活の中で、素材を丸ごと調理して食べることは昔よりも減っていると思います。
雅代メソッドでは、食事内容の大切さ、現代で取りにくい栄養素を補うサプリメントなどがありました。
次に解毒の考え方です。東洋医学・西洋医学問わず、医学でも排便は大切にしているのですが、腸内クレンジングのみならず、肝臓・腎臓の解毒といったものから、体の中に蓄積した重金属の解毒についても雅代メソッドにはいくつかの方法がありました。
また、その他にも運動法、スピリチュアルなアプローチなど、文字通り「まるごと」全身をみていくメソッドだったのです。
この運動法が私の人生にとってとても大切な出会いになったので、今後のブログでご紹介しようと思っています。
なるほど、これだけ多角的な方法をもっていれば「絶対治るよ、大丈夫！」と言ってあげられるなぁと感心しました。
もちろん、すべての人に同じ方法が合うわけではありませんが、その方法が沢山あると、それだけ合う方法を見つけやすいのだと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回、ドルフィンを実際に使ってみての感想を書いていきたいと思います。ぜひご覧ください。よろしくお願いいたします。
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