医学・健康について思うこと Vol.8(便秘になりました)
今回のブログはこれまでの「医学・健康について思うこと Vol.1~7」の続きになります。
「医学・健康について思うこと」シリーズはこちら
腸内洗浄を終えて
今回のブログは前回のブログ「医学・健康について思うこと」シリーズのVol.6 「衝撃!!!!「腸内洗浄」をやってみた」の続きになります。
またまた、便のお話になりますので、お食事中の方、苦手な方は今回はスキップしてください。
腸内洗浄を3日前の日曜日に終え、現在木曜日の早朝です。
実は、月曜日から木曜日の朝まで便がいまだ出ません・・・。
ちなみに、前回の記事でも書きましたが、私は普段比較的便通は良い方です。
便秘にあまり慣れていないため、3日間出ないとお腹が重くて辛いです。
自分では一応、思い当たる原因はあります。
それは、日曜日に行った「腸内洗浄」でパンドラの箱を開けてしまったような、長年の「主(ぬし)」的な塊を降ろしてきてしまったような、そんな感覚があるのです。
すごく便意があるのに、「主」がすっぽり蓋をして、出て来ない感じです。
まさに前回のブログでご紹介した、このイラストの状況になっているイメージです。
腸内洗浄は今のところ好印象です!
腸内洗浄を行っている時は、奥の方から普段だと考えられないほどの臭いのある便が流れるように出てきたりと、とても順調で気持ちの良い感じでした。
ただ、なかなか綺麗にならないので、少し調子に乗ってたくさん回数を重ねすぎたのかもしれません。
はたまた、初心者の始めの一歩はそこまで頑張ってやらずに、少しずつ「慣らす」ような感じにしていく方がよかったのかもしれません。
途中まではとっても順調だった腸内洗浄。
少し欲張って回数を追加しました。
そうすると、最後の最後で、なんだか奥の奥の方から、硬いものがやってきて、蓋をしてしまった感じなのです。
つい欲張ってしまったことで、パンドラの箱を開けてしまったのかもしれません。
ただ、「腸内洗浄」はとても貴重な良い体験だったので、現時点では今後も続けていこうと思ってはいます。
「主〜どうか、出てください」
と祈るような気持ちですが、なかなか「主」は反応してくれません。
できれば、ある程度綺麗になるまでは週に1回くらいの頻度で「腸内洗浄」を行って、その後月1回の頻度にしていく計画だったのですが、「主」が詰まっている間に、「腸内洗浄」を行うことが良いことなのかどうか、少し悩み中です。
今の私の葛藤を書いてしまいました。
腸内洗浄の適切な頻度についても、今後の課題です。
私は、自分で経験してみることはあまり苦ではないので、このような経験も楽しんでやっていますが、私自身、まだ方法が確立できているわけではないので、「腸内洗浄」をご自身だけで行うのが不安という方は、無理はしないでください!!
最近腸内洗浄をしてくれるクリニックもたくさんあるので、クリニックで安全に行うのも良いかと思います。
(腸内洗浄は保険診療ではないので、自費診療となります。)
便秘になると肌が荒れる!
そして、なんと体は正直なのでしょう。
便秘になったら、途端に顔の肌荒れが出てきました。
今までに経験したことのない肌荒れ感なので、この便秘との関連だと思われます。
ちなみに東洋医学では、胃腸を整えることをとても大切にします。
東洋医学の多くある考え方の1つである、陰陽五行論、五臓六腑の観点から、大腸、肺、皮膚のつながりを説明することができます。
ここで簡単に、用語をご説明します。
陰陽五行論とは、身体の状態や機能を説明する陰陽論と、季節、人体、その他自然界の多くのものをその特性ごとに5つに分類してまとめたものです。
木・火・土・金・水という5つのカテゴリーにそれぞれ分類されています。
五臓六腑というものは五臓(肝、心、脾、肺、腎の実質臓器(中身の詰まった臓器))と五腑(胆、小腸、胃、大腸、膀胱の管腔臓器(中に液体や食べ物などが通る管状になっている臓器))からなっています。
これでは五臓五腑ではないか!と思われると思いますが、六腑は五腑に三焦と呼ばれる臓腑を加えたものです。
(今三焦と呼ばれる臓器がないため、イメージすることが難しいと思います。ここでは、五臓五腑で考えていきます。)
五臓と五腑はそれぞれ、五行に当てはまります。
上の図をご覧ください。
肺と大腸は「金」に分類されます。
この「肺」のはたらきですが、現代の「肺」のイメージである呼吸を司る働きと、もう1つ「皮膚の状態を保つ」働きがあると考えられています。
よく「皮膚呼吸」と言いますが、東洋医学では、皮膚の機能の調節もこの「肺」の働きと考えます。
肺と大腸のつながり=皮膚と大腸のつながりとも言えます。
このため、大腸を整えることは、皮膚の状態を良く保つのに大切なことです。
今回、このことを身をもって知ることになりました。
これからどうするか?
便通コントロールの難しさの1つは腸の蠕動運動も自律神経がコントロールしてくれているので、私たちにできることは、食事に気をつけること、水分量を適切にとること、適度な運動をすること、トイレに行った際にはきちんと腹圧をかけてみることだと思います。
また、自律神経がコントロールしてくれているというのがポイントで、「便が出ない」ということにフォーカスしすぎて、固執していると、どちらかというと緊張状態になるので、交感神経が優位になり、かえってなかなか便が出ないということになります。
意識しないとダメ、意識しすぎてもダメ、そこが難しいところです。
私は、普段便通を良くする薬はほぼ飲んだことがないのですが、これを機に患者さんにも処方している薬を飲んでみたり、日常で手に入れることができる便通に良さそうなものを試してみる良い機会にしようと思いました。
また、今回試した治療や方法をお伝えできたらと思っています。
便はとっても大切
普段、食べたものをせっせと消化吸収してくれ、便として排泄してくれる消化管にとても感謝したくなりました。
そして、大切に使わせてもらわないとなぁと思いました。
腸内環境と健康は切っても切り離せないテーマだと思います。
そして、これまで比較的排便は順調であった私も、今腸が色々な状態になることで、便通や腸について学ぶ機会を与えてもらっているという感覚があります。
きちんと「腸内環境と便」に向き合っていき、また「腸内環境と便」というテーマでもブログを書きたいと思います。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
もうしばらく、私の腸の状態を温かく見守ろうかと思っています。またご報告します。
次回のブログも是非ご覧ください。
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