「人生このこと・考え方」Vol.11(「エルマーのぼうけん」でワクワク)
これまでの「人生のこと・考え方」シリーズ過去記事はこちらです
エルマーとりゅうに再会!!!
本屋さんを歩いていると・・・
私が子供のころから大好きで、大人になった今でも時々読んでる『エルマーシリーズ』の「エルマーとりゅう」が表紙になった雑誌Casa(2020年9月号)が積んでありました。
私は思わず声をあげて、まっすぐ雑誌に向かい、すぐさま購入しました。
私は9月生まれなので、誕生月のCasaに載った「エルマーとりゅう」にとてもテンションが上がりました。
「エルマーのぼうけん」
子供の頃から、「エルマーシリーズ」の本がが大好きです。
子供の頃に我が家にあった「エルマーシリーズ」3作品は、母が子供の頃祖母から買ってもらった本でした。
「エルマーシリーズ」を読んでいると、まるで本の中の世界に迷いこんだように、情景が浮かびました。
その中でも最も好きな、「エルマーのぼうけん」について書いてみようと思います。
「エルマーのぼうけん」の始まりは、こんな感じです。
エルマーは年を取った一匹の野良ネコを助け、自宅へ連れていきますが、エルマーのお母さんは年老いた野良ネコに失礼なことを言って、追い出そうとします。
エルマーはこっそり、ネコを地下室へ連れていき、ネコに失礼を詫び、3週間ほど飼っていたのですが、これまたお母さんに見つかり、ネコは放り投げられてしまいます。
エルマーはネコを探しに外に出て、ネコと再会し、公園を一緒に散歩します。
そこで、「大きくなったら空を飛びたい」と夢を語るエルマーに、ネコは「大きくなるまで待たなくても良いかもしれない。
どうぶつ島で子どものりゅうが捕まっている。
『いつかきっと助けてやる』と約束したのに、どうやって助けてあげらら良いかわからなかった。
もし空を飛びたいなら、りゅうを助けて仲良くなれば背中に乗せて飛んでくれるかもしれない。」という話をします。
エルマーもその話に乗り、りゅうを助けにいく決心をします。
こうしてエルマーのぼうけんが始まるのです。
子供の頃の私は、年取ったネコと話すエルマーを自然に受け入れ、エルマーと同じ目線でネコが話してくれる言葉を聞き、ぼうけんに行く気になっていました。
物語に戻ります。
それから、ネコとエルマーはどうぶつ島に行く準備をします。
といっても、ネコは年を取っていたので、エルマーは1人で行くことになりました。
ネコに教えてもらいながら、準備を進め、出発の前の日、エルマーはネコと一緒にお父さんのリュックサックに荷物をつめていきます。
私が大好きなシーンの1つです。
エルマーがぼうけんに持っていったものは・・・
✔︎チューインガム
✔︎ももいろの棒つきキャンデー2ダース
✔︎輪ゴム1箱
✔︎黒いゴムながぐつ
✔︎磁石が1つ
✔︎歯ブラシとチューブ入り歯磨き
✔︎虫メガネ6つ
✔︎先のとがったよく切れるジャックナイフ1つ
✔︎くしとヘアブラシ
✔︎ちがった色のリボン7本
✔︎『クランベリいき』とかいた大きな空の袋
✔︎着替えを何枚か
✔︎船に乗っている間の食糧
✔︎ピーナッツバターとゼリーを挟んだサンドイッチを25
✔︎りんご6つ
これをリュックサックにつめて持っていきます。
もう何度も本を読んでいて、内容を知っているのに、この荷物の中身を見るといまだにワクワクしてしまいます。
この荷物の中身はというと・・・
お話を読み進めていくにつれ、何故ネコがこれらの荷物をエルマーに準備させたのかわかっていきます。
どうぶつ島のどうぶつ達のお悩みを解決しながら、エルマーのピンチを助けるのに一役買ってくれるのですが、これらの荷物もとっても素敵に描かれています。
途中、ドキドキハラハラもしながら、捕まってしまっているりゅうと出会うのを楽しみにしながら読み進めたことを思い出します。
「エルマーのぼうけん」の挿絵
この本は、挿絵がまたとっても素敵なのです。
色の使い方も素敵で、カラーの地図が載っているのですが、いつもこの世界にいってみたいなと思いながら見ていました。
「エルマーのぼうけん」は、著者のルース・スタイルス・ガネットさんが22歳の秋から執筆を始めました。
今回のCasaの記事で初めてわかったことですが、「挿絵の担当がなかなか決まらない・・」・と困っていたところ、継母に描いてもらう案を後の夫となるピーターが提案し、ピーターが挿絵に文字を書くカリグラフィを手がけたそうです。
家族ぐるみで仕上がった夢がつまった本だったのです。
今回のCasaでは、数ページに渡り、「エルマーのぼうけん」の特集が組まれており、当時家族で作成した「試作」の写真も掲載されています。
鉛筆で描かれているエルマーとりゅうの絵、ネコの絵がとっても可愛く私が子どもの頃から見ていた本のイメージそのままでびっくりしました。
「エルマーシリーズ」の影響
「エルマーのぼうけん」の後、「エルマーとりゅう」、「エルマーと16ぴきのりゅう」が出版されています。3作品とも大好きです。
「エルマーシリーズ」3作品は、私に最初にワクワク感を教えてくれた本といっても過言ではありません。
今も「ぼうけん」を想像するとワクワクしますし、「リュックに何かをつめる」という行為が自分にとって特別な感じがするのも「エルマー」の影響だと思います。
また、幼いエルマーは6日間船に乗って、さらに島々を渡り目的地のどうぶつ島へと到着します。
エルマーの勇敢さも、私に力を与えてくれていたように思います。
ニューヨークの本屋さんで「MY FATHER’S DRAGON」というタイトルの「エルマーのぼうけん」の英語版を発見した時も嬉しくなり、すぐに購入しました。
大切に日本に持って帰ってきたのですが、海外の患者さんの息子さんが退屈そうにしていたので、貸したらそれきり戻ってきませんでした。
ニューヨークの思い出でもあったので、少し残念でしたが、私のオススメの本が、国を越えて子どもに伝わったと思うと、それはそれで嬉しいと思っています。
大人になった今でも、エルマーのようなぼうけんに憧れている自分がいます。
これからも、初めてエルマーを読んだ時のワクワク感を忘れずに過ごしていきたいなぁと改めて思いました。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。
今回は、久々の「エルマーとりゅう」との再会が嬉しすぎたので、思わず記事にしました。
Casaを1冊買って帰った後、雑誌の紙の質感もとても可愛くて、エルマーとりゅうの雰囲気にぴったりだったので、どうしても飾りたくなり、2冊目を購入しました。
購入した2冊目の本は慎重に切り取り・・・
フォトフレームに入れました!!
家の壁に飾る予定です。
ちなみに、この「人生のこと・考え方」のアイキャッチ画像も「Kとりゅう」で、とても気に入っています。
今思えば、「エルマーとりゅう」にも影響されているのかもしれません。
「エルマーのぼうけん」は子ども向けかもしれませんが、とってもワクワクする物語なので、まだ読まれたことがない方はオススメの本です。
AmazonのKindle UnlimitedでもCasaは読めますので、契約していらっしゃる方で、「エルマーのぼうけん」ファンの方がいらっしゃったら是非読んでみてください。
今回、ご紹介したCasa9月号と「エルマーのぼうけん」はこちらです。
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