変形性股関節のこと Vol.14(4度目の整形外科受診)
今回のブログはこれまでの「変形性股関節症 Vol.1~13」の続きになります。
「変形性股関節のこと」シリーズはこちら
今回も私の股関節のレントゲンが登場します。レントゲン写真をみるのが怖いと思われる方は、今回のブログはスキップしていただくようにお願いいたします。
4回目の整形外科受診
2018年11月に変形性股関節症と診断してもらった最初の整形外科受診がありました。
その後、3ヶ月後、半年後、さらに半年後と再診があり、先日、4回目の受診をしてきました。
診察前には必ずレントゲン撮影があります。
レントゲンを撮った後、診察の際にレントゲンを見せてもらい、それから問診と簡単な機能テストをして外来は終わります。
2018年11月に初めて受診してから過去3回の受診は、なかなか痛みが強い時だったので、辛かったのですが、毎日のエゴスキューのおかげで、私は痛みがかなり軽減していたので、そこそこ自信をもって診察に臨みました。
何なら、レントゲンを見た先生から、「信じられないことに回復している!」なんて言われたりして♫と思いながら受診しました。
その結果・・・
レントゲン上は進行していました。
診察室に入るなり、
整形Dr.:「レントゲン上は最初の時と比べると、随分進行していますね。骨棘もでてきています。」
と言われました。
K:「あ、確かに骨棘ありますね。」と答えると、
整形Dr.:「そうですねぇ」と言いつつ、いつものルーティンの質問が・・・
整形Dr.:「靴下履けますか?」、「しゃがむことはできますか?」、「片足立ちはできますか?」、「痛み止めで痛みはコントロールできていますか?」
私は質問に答えながら、「エゴスキューをやりながら、症状は前回までと全然変わったんです!」と思っていました。
限られた外来時間の中という遠慮と、整形外科の先生にとっては、手術適応かどうかというところがポイントだろうから、あまり興味はないかもしれないと思って、つい黙っていました。
改善した点は特に気づかれることもなく、質問もされなかったので、結局最後までエゴスキューの話は出しませんでした・・・。
K:「骨棘ができるほどの進行というのは、やはり荷重ですか?」
と尋ねると
整形Dr.:「そうですね、こればっかりは歩かないわけにはいきませんからね、仕方がないですね」
と言われました。
レントゲンでの比較をご紹介します。
せっかくなので、私の変形性股関節症のレントゲン写真をお見せしたいと思います。
まずは、2018年11月の初診時のレントゲンからです。
こちらです!!
関節の隙間である関節裂隙はかなり狭くなっていますが、大腿骨頭(大腿骨の先端の股関節側の丸くなっている部分)の破壊はまだ強くない感じです。
次に、先日(2020年8月)撮ったばかりのレントゲンはこちらです!!
残念ながら、2018年では丸みを帯びていた大腿骨頭の一部がとがってきており。骨棘(こつきょく)ができてきています。
骨棘とは骨と骨がぶつかることによる物理的なものできる、文字通り「骨の棘(とげ)」のことです。
日本整形外科学会の変形性股関節症のページには次のような記載があります。
さらに進行期関節症、末期関節症となると、関節の中や周囲に骨棘とよばれる異常な骨組織が形成されたり、骨嚢胞と呼ばれる骨の空洞ができたりします。
進行期関節症、末期関節症という言葉は、2018年の初診時にすでに言われていたので、驚かないのですが、どうしてもこの骨棘ができたというのが腑に落ちないのです。
痛くなくなって、むしろ「骨と骨がぶつかる」という表現が体感しにくくなっていたので、「骨棘ができるとは・・・」と少し信じられない感じがしました。
しかし、5月31日にエゴスキューを初めてまだ3ヶ月も経っていないので、おそらくこの骨棘はエゴスキューを始める前の変化を見ているのだと思います。
明るい老後の見通し
今回のような「レントゲンで進行している」という状況は、今だけにフォーカスするとショックなことかもしれません。
一瞬私も「なんとー!!がーん!」と思いましたが、割とすぐに「待てよ、どんなに骨が変形してしまっても、適切に筋肉でカバーすれば、痛みは軽減するし、痛みからの解放目的の手術はしなくても良さそうだぞ。その代わり一生運動し続けなければならないけど、その分死ぬまで元気で歩けるかもしれないな」と思い、長期的にみるととっても明るい見通しのように感じられたのです。
もし、変形性股関節症になっていなかったら、大学生の部活以降、運動の習慣がなく働いてきたので、もっと年齢を重ねてから歩けなくなったりしていたかもしれません。
しかし、変形性股関節症のおかげで、エゴスキューに出会い、毎朝の運動習慣ができたので、この習慣を続けるだけで、生涯歩き続けられるような気がしています。ありがたや!
長期的にみたら、命拾いしたような感じです。
さらに、骨は「破骨細胞」という細胞で毎日壊され、「造骨細胞」という細胞で毎日作られているため、もしかしたら今後、綺麗な骨へと変化していく可能性だってゼロではないのです。
(ただ、どうしてもあんなに綺麗な丸にはなってくれないような気もします、人間の体って本当にすごいですよね。)
さらに一般的に軟骨は再生しないと言われていますが、再生する可能性だって完全にゼロではないと思っています。
今回、レントゲンの進行と症状が比例していないのが本当に救いでした。正直、今後も症状がある程度のところでコントロールできていればそれだけで十分です。
今回改めて、関節に過度の負担をかけない方が良さそうだと思ったので、もう少しいたわってあげようと思います。
この数ヶ月、少し痛みなく歩けるようになったので、嬉しくて調子に乗っているかもしれません、調子に乗るのは悪いことではないと思いますが、無理できるようになったからこそ、そこは自分自身で体の声を聞きながら気をつけたいと思います。
病院受診後は股関節が痛くなる不思議
毎回そうなのですが、整形外科受診後は毎回股関節が少し痛くなります。
よくわかりませんが、「患者役」を演じている感覚に陥ります。
もしかしたら、白衣なしで「病院」にいるということが私を一気に「患者」意識へともっていくのかもしれません。
またもしかしたら、レントゲンのごく少量の被曝を体が嫌がっているのかもしれません。
さらにもしかしhたら、「進行した」などと少しドキッとするようなことを言われるので、精神的に股関節が痛くなるのかもしれません。
一体なにが原因かわからないのですが、病院受診後は必ず痛みが増してしまいます。
日常の中で股関節の痛みを感じるとき
日常の中で股関節の痛みを感じるときはところどころあります。
ある日、私が少し股関節の痛みを感じていると、どこからか頭の中に「お通じ出てないんじゃない??」「便だよ、便」という声が聞こえてきました。
私がマインドや顕在意識の世界にガチガチになっていない時にだけ、「股関節に関連すること」を教えてくれる股関節イタム君、通称「イタム」君が登場してくれます。
存在に気づいてからは徐々に優しくなってきています。
今回も久しぶりの登場です。
言われてみると、忙しかったこともあり、便通があまりよくない状態でした。
教えてもらってから、意識してみていると、イタム君の言うように便通がうまくいっていないときは、股関節に微妙な痛みがあります。
ズキンズキンと刺すような痛みの時もあったのですが、便通がよくない時の痛みは、痛いというよりなんだか股関節自体に圧を感じるような、重いような感覚があります。
便で筋肉が物理的に押されたりするのでしょうか?
細かな真相はわかりませんが、便が出ると足も比較的すっきりします。
またまた私が今後体感したいテーマ「お通じの調子をよくする」が1つ増えました。
これまで、便秘という便秘をしたことがなかったのですが、最近少し便秘気味です。
これを機に「お通じの調子をよくする」何かを探求し、実際に何か体感できた時にはまたご紹介したいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
今回は6ヶ月ぶりの整形外科受診のお話でした。
ここまで進行しているとは、正直想定外ではありましたが、「進行して、骨が当たっている所見があっても、痛みは筋肉をつけることで改善できる」ということを体感できたので、明るい見通しです。
また、次回は半年後に受診しますので、その結果はブログでお伝えします。
痛みが全くないという方も、明るい老後に向けて筋力は持ち続けてください!
次回のブログも是非ご覧ください!よろしくお願いします。
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