Dr.Kのあゆみ

Dr.Kのあゆみ Vol.22(ニューヨーク留学をスピリチュアル的にみてみる)

ニューヨーク留学とスピリチュアル

Dr.Kのあゆみ Vol.22(ニューヨーク留学をスピリチュアル的にみてみる)

今回のブログはこれまでの「Dr.KのあゆみVol.1~21」の続きになります。
「Dr.Kのあゆみ」シリーズVol.1はこちら
「Dr.KのあゆみVol.21」はこちら


今回は、ニューヨーク留学についてスピリチュアル的な観点で書いてみようと思います。

私のスピリチュアルに対する考え方については、「Dr.Kのあゆみ」Vol.14をお読みください。

ニューヨーク留学の意味

ニューヨークに滞在中、メールでIさんのスピリチュアルカウンセリングを受けました。この時はニューヨークに来て半年以上すぎ、生活はどんどん楽しくなってきました。歌を歌ったり、踊ったり、ミュージカルを観たりと、数ヶ月後に迫り来る日本で医師として働くという現実を受け入れたくないと思っていた時でした。
私は自分では納得して医師になったと思っていたのですが、どうしても医師の家庭に生まれた影響が強くあったようです。
Iさんが、私の上の人(Iさんは「上の人」と呼んでいましたので、そのまま使います。)から受けたメッセージというのは「家の環境関係なく、素直に自分の思いのまま行動して良いのだということを教えたくて、それを体感するためのニューヨークだ」というものでした。

ニューヨークでこれまでの価値観やしがらみから解放されて、体感できたことで、「自分の意思で行動していいんだ!なんでも自分で選んでいいんだ!」ということを「上の人」は心から理解させようとしてくれたのかもしれません。

正直、自分で進路を決めてきたと思っていた私はこの指摘を受けたことはとても意外でしたが、言われてみると、知らず知らずのうちに周囲の期待に応えてきた結果、医師になった面はあったように思います。とはいえ、進路がはっきり決まっていない中、資格を取得させてもらえたことに関して、とても感謝しており、医師になったことを悔やんだことは今まで一度もありません。ただ、当時は医師という仕事に責任を感じて向き合ってはいても、仕事は仕事という感じで、世間でよくいわれる「この仕事は天職だ」などと思ったことはありませんでした。なので、一度仕事から離れてしまうと戻るのが怖いと思うこともありました。

地球のエネルギー、これからのあり方について

また、Iさんはこういうことも話してくれました。
「201年より地球のエネルギーが変わりました。自分の意識が具現化しやすくなっています。今までは上からの導きが大切だったのですが、自分の想像次第でどんな人生でも歩めるということを宇宙が人間に教えたい時代になっているので、自分の意識を良い状態に保つことを日々意識するようにしてください」

ここ数年は色々な方がおっしゃっているので馴染みのある話のように思いますが、当時今より7年ほど前で、引き寄せの法則なども私には聞いたことがない時でしたので、あまりピンとは来ていませんでした。ただ、このお話を聞いて、わからないなりに漠然と、自分の意識の持ち方、想像の仕方の重要性を感じ始めたといった程度でした。

潜在意識と顕在意識のバランス

当時私は「物事をあまり深く考えられない」と悩む一方で「物事をシンプルに考えられない」という一見矛盾したような悩みももっていたので、相談してみました。するとIさんはわかりやすく説明をしてくれました。
(1) 魂=潜在意識 ←この領域は思考が通らず、直感と言われる部分。
(2)思考=顕在意識

この(1)と(2)が同じであればすぐに現実化になりやすく、精神的にも調子が良いのですが、バランスがちぐはぐになってしまうと私のような状況になるということでした。私の悩みであった、「物事を深く考えられない」というのは(1)の現象が、「物事をシンプルに考えられない」というのは(2)の現象が強く出ているからだと思うと言われました。
私はついつい、顕在意識のパワーでねじ伏せようとしてしまうのですが、潜在意識である魂は、もっと着目してもらいたいのだと思います。このバランスは今でも難しいです。


「なるべく思考に邪魔されず、魂の想いが具現化するように、思考が回り出したら思考がそれ以上回らないようにした方が良いです。」と言って、その方法を教えてくれました。方法というのは、体に光の柱が通っているイメージを持ちながら、腹式呼吸を行い、吐く時は悪い思考や感情がその柱を通じて出て行くように、吸う時は良いエネルギーが入って来るようにイメージするというものでした。まるで、呼吸で光の柱を洗浄するかのようです。余計な思考を洗い流すことで、潜在意識と顕在意識をつなげる作用があるとのことでした。
この話を聞いて、私はどうやら自分自身の光の柱が詰まったと感じた時にIさんのカウンセリングを受けたくなるのだという感じがしました。

自分のこれから


また、Iさんによると、ニューヨークに住むことによって自分自身を喜ばせてあげるという意味があったようです。これまでずっと自分自身を解放してあげることができていなかったらしく、自分を解放して喜ばせるためのとても大切な期間であると言われました。と同時に、自分自身を解放してあげることだけが本当に幸せなのだろうか?とも問われました。今度は、「解放した自分への喜び」と、「自分を活かす喜び」とを両輪にして大切にするようにしなさいと。

私にとって
①自身を解放する喜びが「歌」
②自身を活かす喜びが「医者」
であり、このどちらもが魂の充実にとって役に立つツールとなるというのです。
残念ながらせっかくの助言も、当時は「医者にはまだ戻りたくない!音楽の道に行きたいかも。」などと、私はまだまだ自身を解放する喜びに夢中になっていました。

ただ、一方では今のニューヨークでの生活はまるで竜宮城に来た浦島太郎みたいで、日本で得た収入でただ楽しく暮らしていただけで、「ニューヨークで働きお給料を得て」という社会生活は一切送っておらず、そこに本当の意味でのRealityがないことは重々承知していました。この生活が終わりに近づいてきていることも、なんとなくわかってはいたのです。「自身を活かす喜び」という部分がどうも欠けているような感覚になり、カウンセリングから3ヶ月後に、1年のニューヨーク生活を終え、帰国することを決めました。

まとめ

当時はIさんから少しずつスピリチュアルの土台を築き種を蒔いてもらっていたと書いたことがありましたが、本当にその通りで、今振り返ってみると、少しだけIさんの伝えたかったことがわかりやすくなっている感じがします。
私は魂よりも思考で考える癖があり、「ああしなければ、こうしなければ」と思ってきたことがたくさんありました。ニューヨーク留学の中で、「もうそろそろ、もっと素直に魂で感じたことを大切にして、自分自身を解放する作業の比重を大きくしても良いんだよ」、「今後は魂で感じた通りに、解放する喜び、活かす喜び、両方を意識しながらまっすぐに進みなさい。」とのメッセージだったように思います。


今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。私にとってニューヨーク留学というのは、1つのターニングポイントだと思っています。このターニングポイントをスピリチュアル的にみると、どういう意味があるのだろうか?ということで今回の記事を書いてみました。久しぶりに思い返して、言葉にするというのはとても大切な作業になったように思います。次回は、帰国後のお話を書いていこうと思います。是非ご覧ください。


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ABOUT ME
Dr.K
都内在住の30代女性。 内科医として、西洋医学・東洋医学を学び、現在都内で勤務医をしています。 自身が幼少期から気管支喘息、アレルギー体質であり、また大学時代の左前十字靭帯断裂後手術を受け、そして現在、変形性股関節症と向き合っています。 このブログでは、私自身が抱える健康問題に関して、西洋医学・東洋医学・代替療法・民間療法・スピリチュアル的なアプローチなど、興味が湧き、自分で納得したものを取り入れ、その結果をシェアしていきたいと思います。ゆくゆくはHolistic(ホリスティック)医学(=人間をまるごと全体的にみる医学)を提供できる医師を目指しています。