Dr.Kのあゆみ

Dr.Kのあゆみ Vol.26(上の人からの大切な教え)

ハイヤーセルフ

Dr.Kのあゆみ Vol.26(上の人からの大切な教え)

今回のブログはこれまでの「Dr.Kのあゆみ Vol.1~25」の続きになります。
「Dr.Kのあゆみ」シリーズVol.1はこちら
「Dr.Kのあゆみ Vol.25」はこちら

クリニックにいる間のIさんからのスピリチュアルカウンセリング


過去のスピリチュアル関連の記事はこちらをご覧ください。


クリニックにいる間にも半年に1回の頻度でIさんのスピリチュアルカウンセリングを受けていました。その中で印象的なアドバイスを書いてみたいと思います。このアドバイスは今もなお、自分にとって大切にしたいことが散りばめられており、生涯の宝だと感じます。今回は、いつもの「Dr.Kのあゆみ」とは少し違った形で、Iさんを通していただいた「上の人からのアドバイス」を当時言われたままに書いていこうと思います。

上の人からのメッセージ


「今、あなたは自分自身で何をしていきたいと感じますか?それは一つに絞り込む必要はないのです。


自分自身が色々な体験をしてきた中で、あなたは行動に落とし込むことで、あなたの内側が喜ぶものと、喜ばないものを感じていくことができ、その感覚を体験してきました。
あなたの内側が喜ぶことが何か、それを確認するには、体験でしかないことをあなたは知っているはずです。自分でその体験をすることで、あなたの魂は益々充実できるのです。


自分の為にやるかやらないかは自分次第なのです。モヤモヤを消すには体験でしか方法はありません。
自分自身を喜ばせてあげる為にも、もっと色々なことに対して行動し、確認していくということをしてあげなさい。


感じたことに対して、操作しようとするのなら、自分のエゴです。操作しようとする自分がいたら、なぜ操作しようとするのかということを自分に問いかけてみなさい。その答えが、自分の中にあるエゴであり、欲であるのです。エゴや欲があるのは、悪いことではないのですが、それが自分の弱さなのです。
あなた自身が俯瞰して自分をみつめ、分析することで、もっと自分をどのように動かしていってあげると良いのかという事が、自分の中でわかりやすくなっていきます。
シンプルに「あるがまま」にただ起きることを静かに観察していくという意識を持っていれば良いです。嬉しかったり、楽しかったり、嫌だと思う感情を、ただ感じるだけでなく、その感情が起こった理由を自分の中に問いかけ、掘ることで、何に対して自分が反応しているか深く知ることができます。


そのようにして感じたことを素直に受け止めて、自分が何を求めているのかを知ることだけで良いのですが、人はその感情を埋める為に相手に求めてしまいます。相手に求めたり、意見するのは良いのですが、自分からは「ただ伝える」だけで、あとはそれを「理解するかしないか」は相手が決めることです。
その想いを叶える為に相手をコントロールしようとすることはよくありません。それがエゴとなります。


人には色々なやり方があり、大切な事は「あなたが何を表現していきたいか」なのです。それを行う為に、今のあなたにとって何が必要なのかを考え、行動していくようにしなさい。今、あなたに向き合わされている事は、感情を揺さぶられず、割り切って向き合うということです。相手のやり方に集中するのではなく、相手から何を自分の為に吸収するかということです。


あなたにとって今の場所は、自分自身のスキルを高める為にあるのです。そのスキルを高める為の寄り道としての今に向き合っていくようにしなさい。もっとあなたは自分自身を貪欲に高めていった方が良い。


仕事、趣味、恋愛、健康、全てのバランスが大切です。
それぞれで自分の内側が喜ぶことを貪欲に行動してあげなさい。


これからは自分を守りの姿勢で動かすのではなく、あくまでも前進させる動きをしていくようにしなさい。その意識を持つ事で、もっと道は開けてきます。人間関係でパワーダウンして自分を消極的にさせるのではなく、自分自身を活かすことだけに集中するようにしていきなさい。」

メッセージの意味するところ


クリニックは、高額な自由診療も行っており、その中にはこれまで見たことのない技術もあり、とても特殊な環境でした。その環境を作り上げるのに、理事長は海外で勉強したり、「少しでも患者さんの為に」という素晴らしい志でこの自由診療を始めました。そのエネルギーはとても尊敬しています。しかしながら、最初の志はいつしか自身の欲が勝って、自身の欲を叶える手段になっていきました。私をクリニックへ誘ってくれた後、自由診療の収入が増えていき、理事長が欲に負けていく、その過程を間近で見る形になりました。また、理事長の側近の女性もとても変わった方で、その方に耐えられずスタッフの出入りがとても激しいクリニックでした。
私としては、クリニックの一般外来をほぼ全て任せてもらい、擬似開業体験ができたと同時に、自由診療に関しても教えてもらうことが多く、技術も含めて、多くのことを経験させてもらえました。そして、人や漢方とのご縁もこのクリニックでいただきました。


上の人からのメッセージは、
 ①日常の中で起こる出来事に振り回されず、自分自身の学び、スキルの向上をもっともっと意識しなさいということ
 ②自分の感情の中から、自分の内面を見つめ直し、自分の魂が喜ぶことを選択していくこと
 ③仕事だけでなく、人間の幅を広げるために、自分自身のあらゆるカテゴリーをバランスよく経験していくこと
この3点だと理解しました。


とはいえ、日々クリニックで起こる諸々の事件の中で、自分が振り回されることが多く、なかなか純粋に自分自身の学びを追うことができなかった面が多かったです。どうしたら、置かれた環境にある様々な問題の中で、自分自身の学びに集中することができるのか、今でもまだ解決できない悩みです。
環境の中に問題が多く、それが自分が引き起こしている問題ではないのであれば、上の人のアドバイス通りに、シンプルに割り切って淡々と前進していくことが大切なのかもしれません。もう一つ、上の人からのアドバイスで、自分の感情をもとに相手をコントロールしようとすることはエゴになるということなので、自分の考えを伝えることは良いけれど、そこから先は、相手に期待をするわけではなく「委ねる」。そして自分のできることを淡々と行いながら前進していくことが上の人のアドバイスを遂行できる秘訣なのかもしれません。
こうして当時のことを思い出しながら文字にしていくと、今の状況でもこのアドバイスを活かした方が良いと思い、ブログを書くことで自分自身が助けられています。明日からに活かそうと思います。

クリニック退職へ


漢方の夏のセミナーを受け、入局希望を伝えていた私は、翌4月から入局する運びとなりました。クリニックで3月まで働き、4月から転職する予定だったのですが、7月頃にクリニックの理事長と、理事長の人間関係に巻き込まれるような出来事が起こりました。私自身は全く関係のないことでしたが、理事長の相手の方が、最後の手として私にまでアプローチしてきたので、私はこれ以上クリニックにいるのは、もう難しいと思いました。
一方で、3月までクリニックで働かなければ、生活が心配でした。そこでIさんに相談してみました。Iさんは、「お金に執着して残るのはよくない。人間、しかるべきスキマを作ると、そこに新しいものが入ってくるから、お金に執着せずに、今離れるときと思ったら、離れた方が良い」とアドバイスをもらいました。
理事長は、私が引き続き働き、ずっとクリニックを支えることを望んでいたので、そう簡単には辞められそうにありませんでした。そこで、私は「実家の事情で他の仕事を手伝わなければならないことになり、大変申し訳ないが、ここを離れなければならなくなった。しばらくは医師を離れます。」と言って、最後に感謝を伝えて9月末で辞めさせてもらうことにしました。


今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。色々と自分の手に負えないような環境で、頑張っている方も多くいらっしゃると思います。私が上の人からもらったアドバイスは、一般的に役に立つのではないかと思います。
私はクリニックを退職してから半年間、また無職となりました。次回も是非、ご覧ください。

ABOUT ME
Dr.K
都内在住の30代女性。 内科医として、西洋医学・東洋医学を学び、現在都内で勤務医をしています。 自身が幼少期から気管支喘息、アレルギー体質であり、また大学時代の左前十字靭帯断裂後手術を受け、そして現在、変形性股関節症と向き合っています。 このブログでは、私自身が抱える健康問題に関して、西洋医学・東洋医学・代替療法・民間療法・スピリチュアル的なアプローチなど、興味が湧き、自分で納得したものを取り入れ、その結果をシェアしていきたいと思います。ゆくゆくはHolistic(ホリスティック)医学(=人間をまるごと全体的にみる医学)を提供できる医師を目指しています。